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ファシリテーション ・ テクニック |
認知神経リハビリテーション |
No. |
比較内容 |
2001.6 〜 2002 |
2003 〜 2007.3 |
1 |
リハビリの目的について・・・ |
目標は明快で、反復練習が主であり、筋力でカバーできる面が感じられた。 マヒの原因は重要視せず、日常生活の復帰が主な目的である。 |
リハビリシステムとしては、目標は立て難い気がした。 マヒの原因が脳の損傷にあり、リハビリの内容は治療を目的にしていることがわかる。 |
2 |
実際のリハビリでの主な内容 |
(病院では)体の痛みを取り除く。 (自宅では)歩行距離を伸ばすようにする。リハビリで行ったストレッチ等を実践する。 |
(病院内では)認知的考え方を学習する。 (自宅では)病院で行ったリハビリをレポートにまとめ、自分の身体に意識を向ける。 |
3 |
屋内(自宅)での転倒回数 |
4回 |
1回 |
4 |
屋外での転倒回数 |
1回 |
3回 |
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高血圧(収縮期の圧力180)による転倒。 倒れる瞬間の記憶がなく、どのようにして倒れたのかが不明。 |
転び方に変化 (正面を向いた状態で真横(マヒ側)に倒れる ⇒ 躓いて非マヒ側で手をつく) |
5 |
手足の動き(見た目)の変化 |
歩行速度は徐々にあがっていたのだが、次第に手の緊張が高くなり、歩行をすると手が肩まで持ち上がる状態になった ⇒手の認知療法を受けるきっかけとなった |
歩行の際、常に手のひらが肩まで上がっていたが、手の緊張が解けたことにより、手を下げた状態が可能になった |
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肩の亜脱臼がほぼ回復していた 《約1年5ヵ月後》 |
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ある日突然、装具をつけて歩くと痛みと痺れを感じ、一歩前に進むことさえ困難になった。 しかし装具をつけなければわずかに歩けることがわかり、以後、装具をつけずに歩くことで現在に至っている。 |
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足首、膝、股関節の感覚がわかり始めたことで、これらの関節の動きを使って歩くようになってきた |
6 |
マヒの手足の感覚 |
マヒ手ついてほぼ変化は見られなかったが、マヒ足にはまっすぐな棒のような感じがあった |
認知療法を開始した約1年後、徐々にあらわれはじめた |
7 |
両足の太さ (非マヒ足:マヒ足) |
3:2 |
1:1 |
8 |
爪が生えるスピード |
約1ヶ月 |
約2週間 (約1年2ヶ月後〜) |
9 |
将来の片マヒについての考え |
外出時の歩行では(足に装具をつける)、常に股関節に痛みを感じていたため、いずれ歩けなくなるのではと感じていた |
マヒの身体に対する不安は解消した。 リハビリを続けることで、完全ではなくても身体がより一層自然に動けるようになる気がする。 |