2/20(月) 転倒
先週の月曜日から血圧が低く(150〜160⇒100〜110)、特に最初2、3日は立って家事している途中に目の前が暗くなって、
たびたび休むような状態であった。 今日は少し雨が降っており、傘をさして透析へ出かけた。 降圧剤は朝早くに飲み、
出かけるときは薬を飲んですでに7時間経っていたので、めまいはまったく感じていなかった。
ところが歩き始めて10分位して足元が不安定な状態であったので、ゆっくり歩いた。 途中、金属の地下鉄の通気溝が
あり、その上を歩くと滑りそうな気がしたので、これを避ける前に、後ろから自転車などが向かってきていないかを確認
するために後ろを振り向いた。 後ろに誰もいないことがわかったので前方に体制を戻そうとしたところ、マヒ足の足首が
外側に傾いた格好になっていることに気づいた。 以前にも同じような足首の格好になったことがあるが、そのときは体全体の
バランスの変化がなかったのだが、今回は股が足首の傾きにつられて開いてしまったせいか、バランスを保とうとしても
マヒ側に強く引っ張られてしまい、転倒したようであった。
転倒後、マヒ足のあちこちが痛いと感じながら病院に向かったのだが、病院に近づくにつれて1歩歩くだけで痛みがひどく
なっていた。 透析前にレントゲン撮影とシーネ(?)で固定していただいた。
- 怪我をした部分はくるぶしから甲にかけてであるが、痛みを感じているのは足の内側(土踏まず近く)であった
- ギブスからはみ出ている指をボールペンで突付いていると、相変わらず指の感覚は正解率は低かった
- ギブスの上からボールペンで突付いていると感覚がわかり、また撫でる程度に触れても感覚がわかった →感覚というか骨が突付いているボールペンの振動をキャッチしているような感じもした
- 地面に座りづらくなってしまった → 転倒するとき、足首から下が内向きに倒れ、股関節は開く格好になっていたので、多少股関節付近を痛めてしまったのだろうか?
ギブスの中の足のリハビリ
ギブスの中の足の感覚は、肌の感触で感じているのかははっきりしなかったが、ふくらはぎ・足の裏・足の甲については何かが密着している感じがわかった。 足を動かすイメージは、つま先を足裏側へ動かすことは比較的容易であったが、これを元に戻すのは完全にできなかった。 その逆(アキレス腱を伸ばすこと)は、何度トライしてもどうもうまくいかなかった。
2/21(火)
骨(腓骨)にヒビあり。治るには1ヶ月位。
3/1(水)
レントゲンでは前回と特に変化なし。痛みや腫れがあることを伝えると、怪我して1週間後位ではそれは仕方がないらしい。
3/7(火)
骨には問題ないが、透析を受けている場合は骨のくっつき方が弱い可能性があるため、プラスアルファ(2週間)ギブスする方がよい。 ギブスをはずした後は、取り外し可能なギブスに切り替え、また温浴などを行う。 リハビリはギブスをしている足首部分はしっかり固定されているので、それ以外の部分の足のリハビリは行った方がよい。
3/14(火)
特に骨の崩れなどに問題なし。ヒビの入った骨の付近は、押すと少し痛みがあった。前回から診察したあとにギブスをはずしてお湯で足を洗っているのだが、腫れとむくみが目立つ。(象の足のよう・・)
3/23(木)
レントゲンは特に変化がないようだったが、いつものように足を洗っていると患部付近にかゆみを感じ、押してみても痛みは全くなくなっていた。 ギブスは取り外し可能に切り替わると聞いていたので、どんなギブスに変わるのかちょっと楽しみだったのだが、単に今までのキルティング生地の中身みたいな綿を巻くのをやめて、シーネに普通の包帯のみを巻くことが”取り外してもよい”ギブスであった。 レントゲンに影があっても痛みがなければ骨はくっついているそうで、包帯は1日2〜3回巻きなおすよう指示を受けた。
3/31(金)
今回から担当医の先生が変わった。 痛みがあるか質問され、全くないと答えるとギブスは不要となった。 ただギブスを取ったマヒ足はそのまま歩くことは難しいことから、外出する時には足首を固定する簡易サポーターを付けることになった。
4/19(水)
レントゲンでヒビの中に骨がつくられているもやもやした白いものが写っていたので、サポーターをあと3週間つけたらはずすように言われた。(終)