はじめまして!

脳出血になったことにより、自分の感覚は身体の多くの場所で失われて、うまく 動かなくなった身体になってしまいました。

私は重度の右片麻痺になってしまったのに、自分の身体は脳出血前と比べ不自由なものに変わっていることに気づいていませんでした。

私が障害を受けたのは脳なので、見た目にわかる手足の障害だけではなく、人間らしい心にも障害を受けていました。

自分が重度の麻痺で不格好な歩き方でも、他人から自分が見られて恥ずかしいなどと全く感じることができなくなっていました。

認知神経リハビリテーションは、脳の治療を試みてくれます。

この療法は、一般的なリハビリと手法が異なり、外科的でもなく、リハビリ療法士は患者の身体に触れ質問します。質問に答えるのが、患者自身がわからなくなった感覚についてで、それがリハビリでした。

場合によっては家族がリハビリ療法士と似たようなリハビリができることもありました。

この療法を受けて私は特に、人間ような感情や記憶することが回復できたのは大変感謝しています。

私は透析患者でもあり、この療法は身体への負担が少ないので気に入っています。

私は1度目の脳出血で重度片麻痺になり発症から2年以上経過後にこの療法に出会いました。足の装具が不要になるなど嬉しかったです。

でも2度目の脳出血で両麻痺になり寝たきりで耳が聴こえず話すことができず、嚥下障害で飲食は楽にできなくなりました。

それでも私には自分の身体を回復させたい意欲が残されていて、現在認知神経リハビリテーションによる治療でお世話になっています。